小野さん 00年入門 壮年部 入門のきっかけ 祖師谷道場は親子会員の方が何組もおられます。私もその一人で、息子と一緒に入門しました。当時小三で内向的だった息子に、活発になる契機になればと入会を勧めたのです。怖いから嫌だと腰が引けていた息子の背を押すべく、「一緒に頑張ろう」と言って入門しました。 入門して変わったこと 健康的な身体に変貌した実感があります。それ以前は仕事漬けの、典型的な運動不足の中年で、腰痛も抱えていました。空手は全身運動ですから、正確に動作しようとすれば、現代的生活で退化しかかった色々な筋肉も呼び醒まされるのでしょう。入門当初は稽古の度に酷い筋肉痛でしたが、いつの間にかそうでもなくなり、気付けば腰痛とは無縁の生活に。今では職場の同世代と比較して、体躯は結構若い状態にある気がします。 日常生活も変わりました。できない動きは今になっても色々あります。それをいつかできるように、あれこれ考えを巡らせたり、ストレッチに励んでみたり、動画をみたりと、思えば道場外で空手にまつわることをしています。こうしたように、空手は私の生活の彩りになっています。 祖師谷道場はどういうところ? 私が入門した頃から少年部の活躍は目にしていました。今ではその子らが成長し、その世代を核に益々活発になっているように見えます。 壮年部は、多様な背景の大人達の集まりという感じです。各人のスタンスで稽古に励んでおられます。平均年齢はやや高めの印象ですが、同世代や目上の先輩方の力強い様をみると、歳のせいにして萎えてはいられないぞと、前向きな気持ちになります。